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相談ばかりが病気治癒の近道ではない・努力をそぐなスポーツ怪人!

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こんばんは、Gです。ちょっと今日は、というか、ここのところ、バイト先や仕事でポカやってばかりでして、家でも内乱状態なものですから、少々凹んでまして。そういう時はいつも、というえわけではないですが、たまにGの病気の事を考えてしまいます。記憶力が悪いから、とか、人に迷惑をかけてしまうから、とか、Gはダメだから、とかいろいろと考えてしまいます。いや、一般的にもそういう風に考える方は病気の有無に関わらず、多いのだとは思います。ただGは昔、仕事に邁進しすぎて、誰にも相談しなくて、ひたすら仕事をしてて、今の病気の元になった事があり、その事に対しての恐怖心がまだ心のどこかにあるからか、どうしてもそう考えてしまって、人に相談する、というパターンが多くなってきてしまいました。Gは以前の7年間の記事でも書いたとおりに人に相談してここまで来てしまいました。そして、今日もいろいろと電話をかけまくりましたが、日曜の夜なんてなかなか電話に出れるものではありません。そこで、とある親戚に電話しました。「また電話してしまった」そんな気持ちにかられながら。親戚もGのような病気を経験して克服した方でしたし、幼少からとても大事にしてくれた方なので、Gの気持ちが分かるかなあ、と思って電話してしまったのです。その親戚は黙ってGの弱音を吐いてるのを聞いていると、こう答えてきました。

「前々から言いたかったが、お前は人に相談しすぎる。自分で考えて克服する力を持ちなさい」

この病気というのは、自分の事ばかりを考えてしまいます。それは時として、いや、大体は人に迷惑をかけてしまいます。例えば、病気の状態が悪い事を毎日毎日喋ってる人、深夜に家庭のある友人の家に電話をかけて自分の不満ばかり言う人、いろんな人の話をGは耳にしては「こうなってはいけない」と思ってきたつもりが、結局はGもそのうちの1人に過ぎなかった事にようやく気がつきました。確かに人に会う事は、鬱を治す方法のひとつ、とGは書きました。が、それにもケースバイケースがあるという事です。その親戚も言いましたが、相談する事はけっして悪い事ではありません。しかし、病状、相談相手の立場、お互いのストレスの度合いなどの様々な要因によって、また変わってきますし、この病気の最大の治療の目標は、人にも寄りますが、大抵は「自立」なのです。自分自身で働かなければいけない、生活をしなくてはいけない、家庭を養わなければいけない、そういう事ができるようになるためにGたち病気の治療を受けているのです。担当医だっていつも言ってる事なのに何故それに気づかなかったか・・・。

もちろん病気にかかった年齢や状況によっては変わってきますので、一概にそうととは言い切れないところは沢山あることも事実です。しかし、Gのような普通にしてれば働いて、生活して、もしかしたら結婚していて、家庭を持っている年齢になってて、Gのように治りかけの状態ならば、それを目指さなければいけない事に、そしてGが言っている事以上に自分勝手だった事をようやく知りました。そして、鬱という病気が一般的となってる今はその事をある程度ですが、隠さなくても話していける世の中に、徐々にではありますが変わってきている事に親戚の口から改めて確信したように思いました。

それにこういう話を以前に聞いた事があります。海外のプロゴルファーでベーカーフィンチというプレーヤーがいたのは皆さんご存知ですか?彼はあるシーズン、突然の大スランプに陥ってしまいました。そこで彼は何をしたかといいますと、彼はいろんな方に相談して、アドバイスを受けまくったそうです。結果はどうなったか?ベーカーフィンチは様々なアドバイスを受けすぎたためにかえって彼自身のスイングやフォームを完全に崩してしまい、最終的には引退に追い込まれたのです。一概に相談してみれば良いという事ではない、という気持ちを当時話を聞いたGは思った事があります。

実はGは一昨日に店長さんと刺しで話をしていて、病気の事は話してはいないものの、3ヶ月間使ってきた店長さんの目から感じたGの性格上な事でいろいろなアドバイスを受けたばかりで、ここまで分かってくれる方にこのまま隠しとおしててよいのだろうか?と思っていたばかりでした。以前にゲームの仕事を提供してくれた友人に相談して、「プライベートの事ははなさなくてはよいのでは?」という答えをもらってそのままでいようとていたところでした。しかし、よくよく考えたらゲームの仕事に復帰しようとしたのも去年の話でGの病気の事を承知の上での依頼でした。その復帰の頃の話と、今の親戚の話を照らし合わせると、ある答えが出ているような気がしてきました。

「不足している分は、さらに努力して認めてもらう、病気の事は話してみる」

という事でした。この結論を得て、初めて夕食を食べる気になりました。その友人と親戚には感謝したいですし、Gもやりたい仕事で人間関係もいいのだから頑張らねば!と思えるようになりました。今度、店長さんに会った時は、どういう結果でもいいので、大まかでも病気の話をしてみようと思います。細かく話すとややこしくなりますから。そして、メモを必ず取るなり、人より早く動けるように努力するなりして、また頑張っていきたいと思います。

ただ、これはあくまでGの結論です。病気で困ってる方でも同じように悩んでいる方が入ると思いますが、この答えを絶対に鵜呑みしないで下さい。なぜならば、この病気には様々なパターンがあるので、この事を鵜呑みにして自分も!と試したりすると危険な状態になる事もあるからです。しかし、こういう答えもあるんだと頭に置いておいて頂けたら幸いです。そこから別の手段が見つかって、突破口が開けるかもしれませんからね。

で、今回はこんな話題をするとは思ってもみなかったので、イラストを用意してません。この話題に合うイラストなんてあるのかな?ストックを探しても・・・そういうキャラクターがいないですね、流石に。今から描くか、疲れてるけど、仕方ない。しばし、お待ちを。

・・・バトルフィーバー登場のエゴス怪人スポーツ怪人です。質の悪い髪、消しゴム、急遽使用したサインペン、疲労など様々な理由でヘロヘロなイラストですみません。デザインは久保宗雄氏。このスポーツ怪人の使命は児童の堕落。天才スポーツクラブ・ドクター米山の姿で活動し、天才運動選手そっくりのサイボーグを活躍させ、努力は無用、とアピールして、児童に安易な生き方をすりこもうと企む。流石は秘密結社エゴス、その後の特撮のベースになる作戦を考え出してますし、宗教団体っぽいですね。「堕落=鬱」という意味での起用ではなく、「努力が必要!」という意味での起用ですので、病気の方々は誤解しないでね。また鬱はけっして堕落ではないので、健常者の方々もその辺はよく理解してください。それにゴルフの話も出たのでこのスポーツ怪人を起用しました。スポーツの秋!というのもあるし。結構意味あるなあ、このスポーツ怪人。スポーツ怪人は「死刑!」とマンガのがきデカみたいなセリフを好んで使い、赤ボール爆弾とホッケースティックが武器。人間体のドクター米山役はジャッカー電撃隊の横浜ボス役でお馴染みの杉欣一氏で、スポーツ怪人の声も担当、のちのバルシャークこと鮫島欣也役を演じた杉欣也氏のお父さんです。

最後にGも結局はこんな偉そうな事を書いても、弱い人間です。病気の皆さんもけっして卑下しないでくださいね。で、今回はこれにて。


「病院へ行ってきましたPart8・眼科と眼鏡仮面!」
「VDT症候群」
「Gの病気の7年間を全て書きます・第1章/扉仮面の章」
「Gの病気の7年間を全て書きます・第2章/デビルスパイダーの章」
「Gの病気の7年間を全て書きます・第3章/ヤギ怪人の章」
by gun_gun_G | 2005-10-30 22:59 | 病院系
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