江上伸さん参加の公募第12回WORK3000(はぐれベーダー36)
「江上伸展」の時のアクリル画の傾向の作品です。作品の方向性を色々と探ってたようですが、この方向で江上さんは作品を作っていくようです。この作品はちょっと地味な色合いになってますが、これはデジカメがちょっとうまくいかなかったせいでして、実物はもっと白く、画廊の白い壁に溶け込むような、そして薄い黄緑色の鮮やかさといい、これもまた非常に爽やかでした。Gが絵を描く時もそうなのですが、色のバランスというのを頭の中に入れて、そこから展開させていくのですが、その乗せる色というのが、なかなか難しい。この一見白を塗りたくった後にこれだけの色しか描いてない絵は、すごく計算されているか、感性で描かれているかの2通りに分かれるとGは思います。この絵は江上さんの感性がそうさせたもの。この白とのバランスがうまく取れているこの作品をGに描け、と言われてもなかなか描けるものではありません。いや、ホントにお世辞ではなくて。ここには江上さんの個性や感性がそのまま出ているのです。それほど絵のバランスというものは難しく、神経や体力を沢山使うものなのです。あ、この「ひいろお倶楽部@」のイラストはちょっと違いますが。ただ、残念ながら江上さんご本人はいらっしゃらず、画廊側の方とお話したのですが、立ちっぱなしで水も飲まずに1時間半も話してたので、ノドは渇くわ、腰は痛くなるわでちょっと大変でしたね。伊東屋へ行った時は腰が厳しかったです・・・。最後に昨日は江口さんで、今日は江上さんですから、見てる皆さんは間違わないように!明日からは通常営業の特撮へ戻る予定です。では、今回はこれにて。
「鮮明な白「江上伸展」(はぐれベーダー05)」
「第55回モダンアート展(はぐれベーダー19)」