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ひいろお第21話:主役降板の理由

ちょっと試しに描いてみた4コママンガ第21話です。
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試験的に描いてみた4コママンガ第21話は「スペクトルマン」の登場。mentaicocyanさんが100回記念以前にリクエストしたヒーローです。このマンガでも分かると思いますが、「スペクトルマン」の元々のタイトルは「宇宙猿人ゴリ」でした。惑星Eから追放処分を受けた科学者ゴリは一緒についてきた軍人・ラーと共に地球に飛来。惑星Eでは成し得なかった惑星征服を地球へとターゲットを変えます。ゴリとラーの地球侵略を察知したネビュラ71遊星は1人のサイボーグ・スペクトルマンを派遣、こうしてゴリとスペクトルマンの戦いが始まる。マグマ大使同様に第2次怪獣ブームの火付け役になった同じくビー・プロの「宇宙猿人ゴリ」は当初は公害がテーマだった事もあり、スペクトルマンは地味に描かれていたが、やがてスペクトルマンをヒーローとする怪獣番組に発展、その際に敵役の名前がタイトルなのはおかしいというクレームが殺到し、やがて「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」、そして「スペクトルマン」とタイトルを変えていくという異例の事態になる。だから今回はスペクトルマンは登場しなくても、ゴリが一応主役ということになる。しかし、スペクトルマンの人気は順調で、結果的には1年以上の放送、実物大の怪獣輸送というイベントなど子供達には一種の社会現象にまでになった。けっして円相場で主役交代になったのではないため、念のため。mentaicocyanさん、どうでしょう?そして皆さんもいかがだったでしょう?4コママンガだけ見たい方は「マンガ&解説」をクリックすると見れます。もう第21話ですので古いネタは一番下の次のページをクリックしてください。では!

◎過去の関連記事◎
ひいろお第19話「笛」
「特撮でも神様だった手塚治虫・マグマ大使」

◎補足◎
この記事を載せてから頂いたコメントの中で
スペクトルマンを知らない方が多い事に気がつきました。
スペクトルマンはウルトラファイトなどで再燃した昭和46年頃の第2次怪獣ブームに
帰ってきたウルトラマンより3ヶ月前から放映した金字塔的な作品です。
服部さんのブログ「うる星やつら」と「欧米における日米のアニメ」では
スペクトルマンのフランス版などが見れますので、一度覗いてみてください。
「スペクトルマン」
ちょっとそれでも分からない方はまたコメントください。ヨロシク!
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