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動物をこよなく愛した男・ブルチェックの言葉

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こんばんは、Gです。

昨日のプロペラカブトの記事で出た熱が
今夕ようやく若干ですが下がり始めました。
やれやれ・・・。

今日の記事はですね、
記事にしてあげるべきかどうかをずーっと考えてたのですが
Gの気持ち的にはアップしてあげたいという気持ちが強いので
本日に記事アップを踏み切りました。

最近Gは複数の友人のブログの弔問コメントに訪れる機会が多い時期がありました。

個人的なプライバシーもあるので明確な事はここでは書きませんが、
ご親族の方々の他にペットなどといった動物関連の不幸もあり
今でも気になって自宅療養という身ですので複数のブログの様子を見に行ってます。

Gは「ペットロス症候群」という言葉は知らなかったものの
長年連れ添ったペットや遊びに来てくれる野良の動物達が
こういう形になるということは精神的にも非常に辛いものがあり
本人自体が病気になってしまうくらいの悲しさに包まれる事は知っています。

Gの実家は散々書いてる通りの団地で基本的に動物は飼えませんが
基本的に動物が好きなので飼える範囲の小動物がペットで常にいましたし

子供の頃に大雨の中、捨てられてた2匹の子猫を弟と2人で見つけ
実家へ運んで家族で何とかしてあげようとしたものの、
大雨からの風邪による下痢で2日持たなかった事や

ジョギング中に野生の子鳩が翼を傷めて落ちてたのを2回も見つけ
2回とも実家へもって行き空に飛べるようになるまで家族で一時的に飼って
実際に2羽とも空へ帰っていった事があったりという経験
はあります。

だから少しだけなのですけど気持ちがわかるところはあります。

そんな経緯の中、ふと思い出したのが冒頭の鉛筆画で登場させた
超人機メタルダー
に登場のネロス帝国の機甲軍団烈闘士ブルチェックであります。

以前同じ機甲軍団で戦闘機タイプの激闘士ストローブを登場させましたが
軍用兵器をロボット化した機甲軍団では戦車に該当するのがブルチェック
武器は頭の70mm戦車砲と右手の2連装機関砲であり
頭部には3連スモークデスチャージャーを装備し足はキャタピラ
になっている。
他の機甲軍団員と同様に装甲を外し鉛筆画にある顔を見せる事も多い。

ネロス帝国のヨロイ、戦闘ロボット、モンスター、機甲の4大軍団のうち
世界中に配備する都合などから機甲軍団の凱聖、豪将以外は量産されてるのだが
ブルチェック1号は動物好きという性格を持っている。

これはメタルダーのメインライターが高久進氏で彼の作品では必ずと言っていいほど
動物、大体が犬を登場させるエピソードを投入する事で知られており
メタルダーの相棒にロボット犬スプリンガーが登場している事や
以前に記事にしたヨロイ軍団激闘士ベンKに登場する野うさぎとの友情、
このブルチェック1号の性格もそういった流れのひとつである
と思われる。

ブルチェック1号の性格が明確になるのは
第20話「ターゲットは仔犬?火をふく機甲軍団」という
メインになりにくい機甲軍団中心の話からである。

メタルダーこと剣流星の友人である仰木舞と北八荒は
メタルダーの秘密基地シルバーカークスへ行く途中で捨て犬を見つける。

先の野うさぎの件で流星は動物の言葉を理解する能力を披露しているが
捨て犬には3匹の仔犬がいる事を知り3人で仔犬を探す事となる。

実はこの捨て犬は母親の入院費の関係で捨てられた犬であり
娘が落ち込んでしまい父親はあまりの落ち込みように様子を見に行くと言ったのだが
娘にすまないと思いながらも段ボール箱ごと仔犬まで捨ててしまった
のだ。

その河原の近くで機甲軍団は死の商人相手に
新型ロボット砲デスターX1のデモンストレーション
を行っていた。
デスターX1の高性能ぶりに死の商人達は大喜び。
デモンストレーションも無事終了
ということで軍団長の凱聖ドランガーは
副官である豪将メガドロンに後を任せて
暴魂ダーバーボ1号とブルチェック1号も残して立ち去る。


そんな中でブルチェック1号はあの段ボール箱を見つけるのである。
仔犬たちがお腹を空かせているのを知り段ボール箱ごと持って行き
近くの牧場の乳牛の乳を搾って飲ませて、それはそれは可愛がる。


そこへメタルダーたちがやってきたものだからメガドロンたちは驚いてしまう。
恐らく目的はこれだろうとしぶしぶ仔犬たちを見せるブルチェック1号。
メガドロンとダーバーボ1号はこれを囮にして周辺に地雷原をしいて
メタルダーを倒そうと企む。ブルチェック1号は驚き反論するが通るわけも無い。

メタルダーたちは捨て犬たちの飼い主に会った後に再び探しはじめ
ダーバーボ1号とブルチェック1号が待機する罠を発見
する。
ダーバーボたちを蹴散らし地雷原を飛び越えて箱を取るメタルダー。

しかし1匹が地雷原に落ちてしまいメタルダーが動くと爆発すると気をもむうちに
ダーバーボ1号がデスターX1を起動させる

「危ない!」
今まで我慢してた分、半ば狂乱したかのように仔犬に向かうブルチェック1号!
ブルチェック1号のこの行動で地雷が爆発してしまう!


残った2匹の仔犬を舞に渡すメタルダーだが八荒がまだ探し続けてるのを聞き引き返す。
八荒はダーバーボ1号とデスターX1に出くわしていた

後から追いついたメタルダーとの連係プレイ?でデスターX1は大破、
ダーバーボ1号もメタルダーのプラズマパンチで撃破
される。

メタルダーと八荒は地雷の爆発した跡へ行ってみる。
するとブルチェック1号が重傷を負いながらも仔犬を庇って爆発から守っていた!

重傷のブルチェック1号は2人に言う。
「動物は・・・みんなかわいい・・・
その命を吹っ飛ばすなんて・・・俺にはできねえ」


ブルチェック1号に奇妙な友情を覚えるメタルダーだった。

(劇中ではカットされてるがシナリオではブルチェックはゴーストバンクに無事帰還してる)

Gがこの話をこの時期に思い出したのは
多分、大雨の中で捨てられた2匹の子猫の事があるから
だと思う。
あんな事をしたら死んでしまう確率が高くなるのは目に見えてる。
子供心に身勝手な飼い主だと思った
ものだ。
そういう事が最近の世の中で事件にまで発展するのは誠に嘆かわしいことだ。

Gは弔問先で亡くなった動物達が幸せな時間を過せたように、
向こうに逝っても幸せだったよと答えてくれてるように、
そういう風にゆっくりと友人の方々が思えるようになってくれれば幸いと思い
今回の記事アップという形
にしました。

ブルチェック1号の言葉が今回の記事の全てです。

改めて合掌させて頂きます・・・。

今日はこの辺で失礼します・・・。


「プロペラカブトの風に煽られて今日は病院行くの止めるはずでしたが」
「若きカッツェと助太刀ストローブ!思うは打倒メタルダー!」
「共感できるバトンだそうで・メタルダーに共感し涙するベンK!」
「ペットが亡くなったとき・・・~ペットの死を乗り越えて~」(ペットロス症候群)
by gun_gun_G | 2008-02-19 19:16 | 特撮系
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