君と僕との間に永遠は見えるのかな・坂井泉水さん逝く
Gは訃報ばかりを取り上げて記事にはしてないと明言してますが今日までのドタバタの間に段々と気持ちがこみ上げてきたこともあり今更ながら記事を書こうかと思います。
ZARDの坂井泉水さんが5月27日病院のスロープから転落による脳挫傷で亡くなられました。享年40歳
まさに皆さんご承知の今更ながらの訃報なんですけどGがこの訃報を知ったのは現役大臣が自殺の速報が流れる2時間前、お茶の水へ向かう直前でした。
無論、ガン闘病のことなどもその時に知り衝撃の連続だったのですがZARDが活発に活動してた頃には洋楽一辺倒になってたGはこの時点では訃報記事を書くとかは正直、頭に思い浮かびにくかったです。
それが揺れる思いになったのは翌日の日勤の終了時でした。休暇を取ってた夜勤の方と久しぶりに会ったのですけど、お互い音楽好き(まあ洋楽なんですが)同士としてはZARDの件が出るのも自然の成り行きでして。
「店の有線のチャンネルを変えよう、歌が聴けるかもしれない」
彼がそう言って夜勤の方が有線のチャンネルを変えると
丁度「こんなにそばに居るのに」が流れてきまして。
その後は演歌とか流れてたのでホントに偶然でした。
それを2人で聞いた後に夜勤の方が
「ホントに偶然だけどはなむけになったよね、
大黒摩季」
・・・いや、大黒さんは最近TV出てたし殺しちゃイカンでしょう。
夜勤の方の間違いでムード台無し・・・。
でも、そこから「こんなにそばに居るのに」を聴いてからGは急にZARDのCDを所有してないためCDレンタルで探しまして。訃報が出てからCDは全てレンタル状態でしたが昨日の夜勤出勤時に寄ったCDレンタルで1つだけあって、ようやく借りることが出来ました。
いくら洋楽にかたよってるGも思い出すナンバーが多々あるもので。気持ちがこみ上げてくるものです。
ZARDというと大ヒットシングル「負けないで」がよく出てくるわけですが93年の曲と聞いた時、そんなに昔だったか、と思ったりもします。
93年といえばGがゲーム会社に勤務してた頃。まだ慣れてなかったドット打ちに苦労しながらチンタラと仕事してる毎日でした。
先日はこんな絵も出てきまして。
Gが7~8割くらいのモンスターを担当したPC98用ゲーム「ルナティック・ドーン」のバシリスクのラフスケッチです。
この絵は前後のラフなどを見ると描いたのはゲーム販売して間もない93年末から94年1月くらいに描いたもののようです。その辺はよく覚えてないのですがデザインを練ってた頃より後なのは確かですね。でも、こんな叩き台を描いてからドット絵に向かっていったことも幾度かあります。
ただ、このバシリスクは没になったような気が・・・パッケージ写真には載ってるけど。
坂井さんの歌声を昨日から聞いているうちにこういった昔のことが走馬灯のようによみがえってきます。ミュージックステーションで見た記憶もあるので当時も何気には聞いてたのでしょう。知らず知らずに後ろ見つつも前に進んでこれたのも脳裏の何処かに坂井さんの歌があったからでしょう。でないとそんなに急に過去が鮮明にはよみがえらない気がします。
転落死という幕切れで終わってしまったのは残念ですが・・・。
いや、果たして終わったのか?・・・最後にGがZARDで一番好感持ってた曲から。
「君と僕との間に永遠は見えるのかな」
Gは改めて貴方の曲を聴いて何となく「永遠」が見えた気がします。
合掌。
今日ははぐれベーダーではない変則音楽系とします。失礼しました。