三夏紳氏とくれば地獄市でしょう!とGからのお知らせ
で、ここまで記事休んでおいて、これを書くのも何なんですが元々予定してたことなので、お伝えします。
誠に勝手ながら明日から来週月曜以降まで「ひいろお倶楽部@」をお休みいたします。
以前に今週末にバイト先に休暇を申し出たと書いたと思うのですが休暇を取った理由は同窓会へ出席するためでして市内で行うということと下手すると16年以上会ってない方も来るということなので、あまり同窓会とかには縁の無いGですがせっかくの機会ですし近場ですので休暇申請しておいたのです。
それでまあ日曜くらいまで出勤がある場合も夜勤になることから無理して記事アップせずにお休みしようということに決めてたのです。復帰は早くて26日月曜、遅くて28日水曜くらいを予定してます。どうかご容赦ください。
今日は当初一昨日アップしようとしてた記事を掲載します。
それは今週月曜のお茶の水の病院へ行く日のこと。リハビリをお休みしてたGは午前中TVでニュースやらワイドショーやらを見ていました。それで最近ワイドショーを賑わしてる「おふくろさん」騒動の一件を見てたのです。このブログは特撮関連以外はニュースとかを扱う場ではないと決めてるので、その件に何か言うつもりはありませんがワイドショーではこんなことを言ってまして。
「作詞家の川内康範氏が座頭市の歌のセリフをセルフリメイク、勝新太郎氏が歌ってたこの歌を三夏紳氏がセリフも歌い・・・」
・・・三夏紳さん?あの三夏さんですか?
何故Gが三夏氏の名前を聞いて驚いたか?三夏氏は自らの劇団やショーなどでは座頭市の演技に定評のある俳優さんで確か勝氏が主演の映画でも1シーン座頭市を演じてたことがあるほどなのです。
え?Gがなんでそんなことを知ってるのかって?実は三夏氏は以前に特撮ヒーロー番組で座頭市がモデルの敵役を演じてたのを見てるからです。そのペン画も交通事故直前まで製作途中の状態でありました。まさかここで役に立つとは・・・その特撮キャラを載せますが手が今よりガタガタの状態の頃の絵をさっき加筆修正したのでクオリティに関してはご容赦ください。
快傑ズバットに登場の用心棒である地獄市です。まんまキャラといえば、それまでなんですけど・・・。地獄市はまむし平和会の用心棒でボスのミッキー蛇山からは「先生」と呼ばれている。居合い切りの達人でその実力はズバットこと早川健との腕前勝負でプロパンガス爆破事件の証拠となるネガを放り投げて証拠の1枚のみを切り取るという凄さ(ちなみに早川健は飛鳥みどりの額に貼られたネガ1枚を地獄市の様に目隠しして切り取るという離れ業で勝つ)。
喋りも技も動作も座頭市を思わせる凄みがあるのだが地獄市にはひとつだけ相違点がある。
それは盲目ではなく目が見えるのである。
こう書くと目が見えない振りして戦っている卑怯な感を受けると思うが地獄市は目隠ししてる間は目を閉じていて何も見ていないのだ。目隠ししてる状態で戦うだけでも充分強いのだが地獄市が相手が強いと判断した時に目隠しを取って目が見える状態にして戦闘能力をパワーアップさせるのである。
その証拠にズバットとの対決で目隠しを切られてしまうのだが、その際に
「フッフッフ・・・丁度よかった・・・あっしも、今、取ろうかと思ってたところ・・・お前さん、腕が立ちそうだねえ?こっちも目を開けてやらせてもらう!」
とのセリフの後に目を開きスピードアップさせズバットは大苦戦するのである。だが最期はズバットに敗れ
「社長(蛇山)・・・あっしゃあ、負けたよ・・・」
とのセリフとともに倒れるのである。蛇山が「高いゼニ払って~」と泣いて逃げるのも無理は無い。ズバットこと宮内洋氏も絶賛してましたからね、流石です!
最後にこの地獄市を用心棒として雇うボス・ミッキー蛇山も載せておきます。これも地獄市と同時期に製作してたものです。
正義を謡いながら悪事の限りを尽くす会員数5800人を誇るまむし平和会のボス・ミッキー蛇山は敵組織ダッカーの一員としては初めて市長選に立候補したために、こんな格好をしてるのである。障害となる市民運動グループを封じるためにプレハブをプロパンガス漏れ事故に見せかけて爆破したり偶然その現場を撮っていたネガに写った美樹という少女(二代目ミス・アメリカこと萩原奈穂美氏!)の目を傷つけたりサクラを使って市民を扇動したりとずるがしこい性格だが根は小心者。部下や地獄市に「社長」と呼ばせたり拳銃を使ったりもするが基本的には地獄市がいないと何も出来ない。演じるは堺三千夫氏。資料だと忍者キャプターの甲賀念力と書いてありますが初代ゴジラを発見する役を演じたのも堺氏だったような・・・?ともかく東宝の名バイプレーヤー。
ということで三夏氏についてちょっと書いてみました。蛇足ですが確か当時の芸名は三夏伸だったと思います。
では、皆さん、これにて一旦失礼します。来週お会いしましょう!また!