遂に登場!シャリバンの全能力を上回る最強の魔怪獣ショウリビースト!
こんにちは、Gです。お待たせしました!3月1日に載せた宇宙刑事シャリバンに登場の宇宙海賊ベンガルブラザースの後編の記事を今日アップします!2日あいてスミマセンでした。前編を読んでらっしゃらない方はベンガルブラザースの記事「我ら宇宙海賊ベンガルブラザース!」をクリックしてください。では、続きにまいりましょう!
ベンガルブラザースが持ってきたシャリバンの全能力データのディスクを基に敵組織マドーの首領である魔王サイコが指名して作り上げた魔怪獣とは、このイラストのショウリビースト。ほぼ映像に基づいて描いてますが太ももがちょっと寂しいので、そこだけは資料を参考にしてます。メインデザインの野口竜氏の最高傑作の魔怪獣とも呼ばれている、このショウリビースト。シャリバンの能力を全て上回るという最強の魔怪獣です。武器は手にしたヤリとイラストのようなポーズで左手から放射する火炎とヤリから地面を伝って攻撃する爆発なのですが、火炎と爆発はそれぞれ1回しか使わず、ほとんどがヤリによる攻撃という種類が極めて少ないです(劇中に登場する霧はショウリビーストを有利にする幻夢界の現象と思われるため)。ただ、その戦い振りは「鬼気迫る」という言葉かピッタリのバーカーサーのような縦横無尽の荒れ狂った感じで奇声を発しながらひたすら攻撃します。多分、ショウリビーストの戦い振りを文章で全部表現するのは恐らく不可能でしょう。そのくらい凄まじい戦い振りなのです。
最強の魔怪獣としては、もう1体いまして最後の魔怪獣ケンキャクビーストがいるのですが、どちらが最強か?と問われたらGは間違いなくショウリビーストを挙げます。なぜならシャリバンの納涼を上回るというのもあるのですが、ケンキャクビーストの場合、デビル剣という剣を操る事で最高の魔怪獣になる、とガイラー将軍がシャリバンに明確に発言しており逆に考えるとデビル剣を持たないケンキャクビーストは果たして最強なのか?という疑問が生じるからです。その点、ショウリビーストはノーマルの状態でも最強の魔怪獣であるため、Gとしましては最強の魔怪獣はショウリビーストだと思うのです。
前回、シャリバンの映像が必要になった理由が2つあると書きましたが、もう1つはショウリビーストの資料は沢山あることはあるものの業界用語で言う「汚し」の塗装の関係で不明瞭のものが多かったからなんです。野口竜氏のデザイン画を参考にしてもよかったのですがベンガルブラザースも確認するならついでに、とビデオをレンタルしたのです。
それではベンガルブラザースがコマンドサーボーグにされた話から先を進めましょう。
ベンガルブラザースからの挑戦状を受けて決戦の場へとやってきたシャリバンこと伊賀電。コマンドサイボーグとなったベンガルブラザースと電は赤射しシャリバンへ!影で見ていたマドーもショウリビーストを戦い参加させ3体1の戦いを展開、シャリバンはクライムバスターでベンガルブラザースを倒す!魔王サイコは幻夢城に戻ったドクターポルターに幻夢界発生を指示、モトシャリアンでシャリバンは幻夢界に入るが戦闘機によって振り落とされる。特殊な霧で索敵能力を押さえ込まれたシャリバンはショウリビーストと戦うもその攻撃はことごとく弾かれレーザーブレードを出し必殺技シャリバンクラッシュもショウリビーストには全く効かない!魔王サイコはシャリバンに
「心に愛と優しさを持った者には野獣には勝てぬ。お前の負けだ!シャリバン!」
と宣告する!ショウリビーストに劣勢を強いられるシャリバン。幻夢城のドクターポルターもシャリバンのパワーがない事で勝利を確信して高笑いする。もう立ち上がるのもやっとのシャリバン。シャリバンの脳裏には花や仲間達の顔が思い浮かぶ。
「・・・そうだ!俺はここで死ぬわけにはいかないんだ!俺が死ねば地球は!」
再び立ち上がるシャリバンに魔王サイコに指示を受けたショウリビーストが迫る!シャリバンはショウリビーストの爆発攻撃を利用してジャンプしレーザーブレードを放り投げる。そのレーザーブレードをヤリでかわそうとしたショウリビーストにシャリバンはクライムバスターを発射!ヤリを手放してしまったショウリビーストはレーザーブレードを拾ったシャリバンに刺され再度シャリバンクラッシュを受け粉砕される!
パワーがほとんどなかったシャリバンが何故また立ち上がれたのか?全てはヒステリーを起こしたドクターポルターに対して話した魔王サイコの言葉に集約されている。
「心のせいかもしれん。人間には心というものがある。たとえ肉体的エネルギーが尽きても、心のエネルギーで立ち上がることができるのだ。」
つまりシャリバンは肉体はボロボロでも心の力で再び立ち上がれたのだ!この言葉を聞いて、そこまでは計算外とドクターポルターが愕然としたのは言うまでもない。こうしてシャリバンを上回る能力を持つ最強魔怪獣ショウリビーストはシャリバンに敗れ去ったのである。
以上がベンガルタイガース後編のショウリビーストの話です。最後にこのベンガルタイガースとショウリビーストの話が何故シャリバンの話で重要かといいますと
①
このベンガルタイガースとショウリビーストが登場する話は第10話という比較的早い段階で放映され、いかにシャリバンの人気が早期から安定してきたかが窺い知れる事
②
ベンガルタイガースはマジェラン星雲出身の宇宙盗賊だが後にギャバンのパートナーをさらってマドーへやってくるドクターポルターやガイラー将軍とは旧知の仲の宇宙海賊ベムサソリもマゼラン星雲出身(ちょっと星雲の呼び名が違うが)の宇宙海賊であり、すでにこのベンガルタイガースの段階からマドーと宇宙盗賊や宇宙海賊と繋がりがあることを示している事
この2点である。特に②はシャリバンの最終回に繋がる重要な話なので、このベンガルタイガースとショウリビーストはかなり重要なポジションを占めているのである。
と前後編に分けて記事にしましたが拳蝶閣下さん、いかがだったでしょう?遅れてはしまいましたがGなりにやってみましたので、よろしく!では、これから換気扇工事に入るので、これで失礼します。
◎この記事の前編◎
「我ら宇宙海賊ベンガルブラザース!」