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大河原愛さん参加の新春アートdeチャリティー展!(はぐれベーダー53)

こんばんは、Gです。あれから夜勤へ行った後に19日午前2時半に帰宅、3時半に寝た後に6時に起床、燃えるゴミを出した後に眼科の検針へ行きまして、9時半に一旦帰宅し一般電話の不通の件でNTTに電話、更にバイトの日勤をこなした後にまた帰宅して久しぶりに地元に帰ってきた友人から連絡、そしてモデムのサポートセンターに電話して、やっとブログ記事制作です。・・・なんでこんなに忙しいんだろう?毎日こんな感じなんですよ、引っ越してから。トホホ。

で、本来ならネット復活までの経緯を書かなければいけないのでしょうが、日程の関係で新春第2弾は、いきなり美術系はぐれベーダーとさせていただきます。今回はネットが復活する前に行ってきたグループ展の事を書きます。

Gの同級生(と言っても大学卒業したお子さんを持つ男性ですが)が池袋でギャラリーをやってるんですけど、3年前くらいに遊びに行った時にある方に会いました。大河原愛さんという方で当時は武蔵野美術大学大学院を修了直前でして、大河原さんはその同級生のギャラリーを観にきていたところでした。もう当時から美術活動はされてまして、クロッキーが得意で、それを生かした画風が特徴的でした。クロッキーとはモデルさんに数分間ポーズをとってもらったり、動き回る動物などを見たりして、短時間で絵の形にするデッサンの亜種みたいなもので、形を正確に捉えるにはかなり重要な絵の要素でもあります。Gもクロッキーは比較的得意としていたので、それ以来は大河原さんとはメールでやりとりするようになりました。

大河原さんは去年に個展を開かれたのですが、Gは残念ながら拝見する事が出来ませんでした。そして今年に入って大河原さんからの年賀状で銀座でグループ展に参加するとの案内があり、偶然Gがお茶の水の病院の通院日と重なった事から銀座へ行く事を大河原さんへ連絡、すると大河原さんはもしかしたら在廊してるかも?というお返事がきたので、1月16日に病院が終わった後、大河原さんがよく利用している銀座の十一月画廊という、ちょっと変わった名前の画廊へ急いで行きました。なんとかご本人と3年ぶりに会えまして、ゆっくりと絵を拝見させてもらいました。

それでどんな絵が飾ってあったかといいますと、まず目に飛び込んできたのは、この絵の集合体でした。

大河原愛さん参加の新春アートdeチャリティー展!(はぐれベーダー53)_c0040422_20564258.jpg


変わった配置ですね。これはサイコロ状の木にそれぞれ絵が描かれてまして、単品でも全体でも楽しめるようになっています。視覚効果として面白いなあと思いました。で、その絵の単品とはどんなものが描かれているかといいますと、下のような感じになります。

大河原愛さん参加の新春アートdeチャリティー展!(はぐれベーダー53)_c0040422_20595229.jpg


一番人体の形が分かりやすいものを載せてみました。この人体の描き方がクロッキーというものを具体化したものになります。大河原さんのクロッキーはクラシカルな感があって、趣があります。絵の上にかぶっているものは破れたストッキングです。今回は画面上の極一般的なストッキングとピンクの網タイツ状のものが使われてました。アクセントとしていい感じです。よくこういうものを無理矢理かぶせて絵を台無しにしてしまう方がいますが、大河原さんの絵の場合はクロッキーを主体とした人体にマッチしていて、落ち着きながらもインパクトのあるものとなってます。絵自体にもピンクを使ってる絵もありますし、中には1つだけですが、こんなのも混ざってます。

大河原愛さん参加の新春アートdeチャリティー展!(はぐれベーダー53)_c0040422_20574848.jpg


一番下の段の真中の絵なのですけど、Gなりの解釈ですと、こういう息抜きというのが絵の展示には重要になってくるんですよね。その事は去年の早川剛展の記事の際にも触れてますが。ましてや形がしっかりしているものが多いからこそ、こういう絵がいきてくるんですよね。そして、大河原さんのクロッキーの集大成っぽい大作が隣に並んでました。

大河原愛さん参加の新春アートdeチャリティー展!(はぐれベーダー53)_c0040422_20561919.jpg


よーく観てください。女性の人体がしっかりと描かれているのがお分かりでしょうか?ここでも網タイツなどが効果的に使われてます。大きさは大体一番最初の画像の絵の集合体と同じくらいです。え?どんなものが使われて絵が構成されているのかって?それはできれば銀座へ行って肉眼で是非観ていただきたいです。

この「新春アートdeチャリティー展」を企画した十一月画廊の関係者の方の話ですと、大河原さんを始め、過去に十一月画廊で個展を開いた方に呼びかけてこのグループ展を開き、収益金はタイトルどおりチャリティーとして募金するのだそうです。確かに他の方の作品を観たら、知人や名前を聞いた事ある方の作品も並んでまして、絵だけでなく立体や陶器もありました。なかなか面白かったです。

もしこの「新春アートdeチャリティー展」にご興味のある方で銀座まで足を運べるお時間がありましたら、東京メトロ銀座駅A3出口から新橋方向へ向かい、ライオンビアホールの角を左折、さらに薬局が右手に見えてきたらまた左折すると、小さな看板が見えてきます。銀座7丁目の別の画廊さんが1階に入ったビルの3階になります。期間は1月21日まで、12時から20時までやってますが、最終日は17時までですのでご注意ください。

期間が21日までということで、今回は美術系はぐれベーダーとなりました。でも、なんか疲れてるせいか、あまり的を得たことを書いてないような・・・。Gのイラストは明日からまた載せますね。コメントなどのお返事やご挨拶は疲れが取れてから書かせてもらいます。では、今回はこれにて。
by gun_gun_G | 2006-01-19 22:14 | 美術系
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