やっと登場しましたナショナルキッド!とオマケ。

こんばんは、Gです。今日は昨日と打って変わって元気です。今日は暇だったという事もありますが、どうもバイトをすると元気になる感じです。自転車も週5日こいで通ってるせいか、腰のほうもまずまず、完治というわけではありませんが、仕事には差し支えないところまできました。あとは病気が酷かった時の苦するの大量投与の副作用による記憶力の低下。これもなんとかしたいものですなあ。

まあ、そんな感じですので、昨日に出来なかったリクエストと一昨日見ていたビデオの件をやっていこうかな、と思います。このリクエストは、お客さんのお一人であるまりねこさんのブログの記事100回記念にと出てきた特撮ヒーローでして、Gが一昨日見ていたビデオとはそのヒーローが入っていたビデオだったのです。そのヒーローとは誰なのか?それは彼です。

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そう、ナショナルキッドです。若い方はこのナショナルキッドを見ても「誰?この人?」と思わるでしょう。このナショナルキッド昭和35年、ウルトラQの6年前に制作された本格的SF特撮ヒーローである。以前に4コマにしたアラーの使者「ひいろお第33話:過去の人」参照)と同時期に放映されていたのがナショナルキッドだ。ナショナルキッドを何故本格的と述べたかというと、その巨額な撮影費用からも察する事ができる。当時の一般的なTV番組の制作費用が1万円という時代にこのナショナルキッドはなんと150万円という金額が制作に当てられている。これはスポンサーの松下電器が子供たちにもっと科学を知ってほしいという一念から出された金額であり、当時でも松下電器が大企業だった事もうかがわせる。ナショナルキッドの「ナショナル」を見てもも松下電器から名前である事が分かる。こういうスポンサーの名前が特撮ヒーローに生かされるというのは当時は一般的であり、アラーの使者でもカバヤン王国やココナツ王子といった名前もお菓子企業のカバヤのココナツキャラメルという商品名からきている。

ここまで読んで「こんな古い作品のビデオなんてあるのか?」という疑問があがると思う。確かに普通にはレンタルはされてないと思われる。Gが借りたのは親戚が以前に衛星放送の特集番組のビデオである。これはかなり前の番組でして、昭和30年代の特撮ヒーローを5回に分けて放映されており、司会が当時ポワトリンの主役だった花島優子氏(!)だった事からも時代を感じてしまう。Gがこのナショナルキッドのリクエストに2つ返事でOKしたのは、お人よしというところもあるが、昔にこのビデオで少年ジェットを見た記憶があったからである。親戚はこのビデオを大事にしていたらしく、借りてみたらだいぶいい状態で作品を見ることが出来た。月光仮面から始まり、遊星王子、少年ジェット、まぼろし探偵、スーパージャイアント、怪傑ハリマオ、忍者部隊月光、豹(ジャガー)の眼、恐怖のミイラなど、その当時に見た方々にはたまらない内容が沢山詰まっている。全部見ると160分の3倍の480分もあるので、今回はナショナルキッドを見つけて見てみた。見たのは実際に放映された2つの話と当時に特撮や監督を務めた小池淳氏のインタビューである。

ビデオを色々とかいつまんで書くとこういう事になる。当初は子供たちへの科学への関心を集めるために出資した松下電器に同感した小池氏が話を東映に持っていったところ、それではヒーローっぽくない、という事で、ナショナルキッドはエロイヤ光線銃(強力な磁力線)を発射して、空を飛び回るアンドロメダからの使者、という事になってしまったそうである。国会議事堂の写真1枚撮るにも60年安保で厳戒態勢だったために苦労した事(この写真と合成してインカ金星人の円盤の出現シーンになる)や水中を表現する為にカメラの前に水槽を置いた事など逸話を聞く事も出来た。敵のイメージなんかも聞いてて楽しかった。

さて、ナショナルキッドのストーリーとしては旗正親(はた・まさちか)博士の孫で若き科学者である旗竜作少年達小畑尚子(演じるのはなんと若き頃の太地喜和子氏!)、永野博士や川村博士と様々な敵と遭遇し、竜作はナショナルキッドへと変身して戦うのであるが、月光仮面などと同じように4部作に別れていて、その部その部で敵が違う。その敵とは、第1部は地球からの原水爆実験を理由に信仰するインカ金星人、第2部は地上人の海底開発に怒る海底魔王ネルコン、第3部は地底魔城から地上を狙う総統ヘルシュタイン、そして第4部は地球に来た宇宙人を追いかけてきたザロック人の面々である。Gが見たのは恐らく第1部最終回と思われるインカ金星人編と第2部の海底魔王ネルコンの最初の話の計2話である。では、そろそろオマケのイラストを登場させる事としよう。

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インカ金星人の指導者であるアウラである。このポーズはインカ金星人が信仰するアビカの神をあがめる意味でとるポーズで、何事を会話する際にもインカ金星人はこのポーズをして「アビカ!」と言うのである。原水爆実験を理由に攻めてきたインカ金星人をまとめ、スカウという円盤母船に乗って作戦を指示する胸のZのマークは確かデザインの際にナショナルキッドのNマークを回してつけたという話を確証はないが聞いた事がある。ナショナルキッドのエネルギーである電気を奪い取ったインカ金星人雨に毒物を混ぜて、地球に降伏ををせまるが、雷を止めなかったためにそれを浴びたナショナルキッドは完全復活(半分は科学者達に治療してもらった)、スカウまで飛び、無益な殺生は嫌いなので、アウラに無血撤退を要求彼女も観念し一時撤退を部下達に指示、「必ずまた来る」と言い残して金星へ去るのである。

科学を強調しただけに造形も素晴らしいものがあり、もうひとつのネルコンの話もネルコン自身は残念ながら登場しなかったが、ウルトラQみたいな爬虫類系の海底人や巨大漁潜水艦ギルトール、それに襲われるバチスカーフ、地底魔王ヘルシュタインの地底魔城や地底戦艦、ザロック人が操る怪獣ギャプラ等が登場し、ナショナルキッドを盛り上げる。ちなみにギャプラは造形が未完成のまま撮影され、最終回にようやく完成したので別名「透明怪獣」とも呼ばれているそうだ。

長くなったが、ナショナルキッドの記事はこれにて終わりにしたいと思う。もう少しビデオを見れば沢山書けるのだろうが、切りがないと思うので。それだけ、この頃のヒーローも素晴らしかったし、ナショナルキッドも奥が深いのである。まりねこさん、いかがだったでしょう?まだまだあるリクエストの記事。Gも楽しみながら、じっくり時間をかけて対処していきますので、よろしくお願いします!では、今回はこれにて。

「ひいろお第33話:過去の人」
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by gun_gun_G | 2005-10-13 22:06 | 特撮系
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