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江上伸さん参加の公募第12回WORK3000(はぐれベーダー36)

こんばんは、Gです。今日は昨日の美術系はぐれベーダーの後編となります。後編と言いましても昨日の江口さんの個展へ行く前に観に行った企画展でして、昨日9月1日に終わってしまったので、時間は前後しますが、この企画展を後編にしました。その企画展とは銀座のKEYgalleryで行われた「公募第12回WORK3000」。この企画展は非常に面白く、1人が作品を1、2点を出して、約20人くらいの作家から最低3人くらいの作家を投票で選んで、得票数が多い作家が大賞を得られる、というものです。この企画展には以前の記事「鮮明な白「江上伸展」(はぐれベーダー05)」「第55回モダンアート展(はぐれベーダー19)」で紹介した知人の江上伸さんが2年位前から参加しています。江上伸さんの詳細は以前の記事を見ていただくとして、その企画展の締め切りにギリギリセーフでKEYgalleryへやってきたGは江上さんの1枚の絵を観る事ができました。それがこの作品です。
江上伸さん参加の公募第12回WORK3000(はぐれベーダー36)_c0040422_19355714.jpg

「江上伸展」の時のアクリル画の傾向の作品です。作品の方向性を色々と探ってたようですが、この方向で江上さんは作品を作っていくようです。この作品はちょっと地味な色合いになってますが、これはデジカメがちょっとうまくいかなかったせいでして、実物はもっと白く、画廊の白い壁に溶け込むような、そして薄い黄緑色の鮮やかさといい、これもまた非常に爽やかでした。Gが絵を描く時もそうなのですが、色のバランスというのを頭の中に入れて、そこから展開させていくのですが、その乗せる色というのが、なかなか難しい。この一見白を塗りたくった後にこれだけの色しか描いてない絵は、すごく計算されているか、感性で描かれているかの2通りに分かれるとGは思います。この絵は江上さんの感性がそうさせたもの。この白とのバランスがうまく取れているこの作品をGに描け、と言われてもなかなか描けるものではありません。いや、ホントにお世辞ではなくて。ここには江上さんの個性や感性がそのまま出ているのです。それほど絵のバランスというものは難しく、神経や体力を沢山使うものなのです。あ、この「ひいろお倶楽部@」のイラストはちょっと違いますが。ただ、残念ながら江上さんご本人はいらっしゃらず、画廊側の方とお話したのですが、立ちっぱなしで水も飲まずに1時間半も話してたので、ノドは渇くわ、腰は痛くなるわでちょっと大変でしたね。伊東屋へ行った時は腰が厳しかったです・・・。最後に昨日は江口さんで、今日は江上さんですから、見てる皆さんは間違わないように!明日からは通常営業の特撮へ戻る予定です。では、今回はこれにて。

「鮮明な白「江上伸展」(はぐれベーダー05)」
「第55回モダンアート展(はぐれベーダー19)」
by gun_gun_G | 2005-09-02 20:28 | 美術系
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