若き画家を食い物にしたベーダー怪物・デンワラー!
こんばんは、Gです。先の記事でもあったとおり、工事がメール環境をのぞいてほぼ終わり、安定したネット環境を得る事が出来ました。まあ、そうなるまでにほぼ1人で対応していた腰痛持ちのGにとっては大変な事でしたが。で、安心してブログ運営ができるので、早速記事を書きたいと思いますが、何にしようかと考えて、昨日描けなかった「電子戦隊デンジマン」のベーダー怪物・デンワラーにしたいと思います。もちろん新作です。このデンワラーは宇宙刑事シャリバンやシャリバンのキャラデザインを担当した野口竜氏のデザイン。敵のベーダー一族の左右非対称のデザインを野口氏が独特のタッチで作られまして、このデンワラーもその代表的なベーダー怪物の1体。頭の右側(画像左側)には電話の受話器と口がありますが、もともとはこのデンワラーは口にタバコをくわえさせ、ハイガンラー、タバコラーというデザインが初期案でした。この画像のデンワラーは若干デザインより、実写のものを元に描いてますが、デザインでは肺なんかも忠実に描かれてました。かなり危ないデザイン・・・。よくよく考えたらベーダー怪物はビーダマラー、サッカラーに続いて3体目。しかもメインデザイナーの野口氏のベーダー怪物は初めてですね。では早速お話でも。デンワラーは売れない画家・風間雄一を利用して地獄電話をかけさせる。彼の絵を評価しなかった藤堂・加山両画伯に雄一が電話をかけるとデンワラーにより巨大化した電話に飲み込まれてしまう。雄一の絵とは不遇な父と同じ怨念に彩られた地獄絵だった。そこへ人間に安らぎを与える絵の抹殺を狙うベーダー一族が雄一につけこんだのだ。雄一は妹・美矢子のピアノ・テニスの先生をやってるデンジピンクこと桃井あきらと会う。雄一はそこで初めて美しいあきらを描きたいという衝動にかられるが、あきらはその雄一に疑問を抱き、雄一に電話をかけるという大博打に出て地獄電話との声紋の一致を確認し、雄一を評価しなかった小林画伯にデンジマンは警備し、デンワラーを発見する。雄一は罪の意識と美しいものを描きたいという気持ちからあきらの絵を描き、それを見たベーダー一族に裏切り者として殺されてしまう。デンジマンはデンワラーと決戦に挑む。デンワラーは胸のダイヤルを回して受話器から119番なら消防水、110番なら弾丸を発射するひょうきんな戦い方も展開するものの、デンジマンに倒される。残ったのは雄一が描いたあきらの絵だけだった、というもの。このデンワラー自体はひょうきんなのだが、お話はここに書いてる以上にスリルを感じる映像だった。Gはこの話をリアルタイムで見た時、雄一の地獄絵には最初は、え?と思ったものの、後からこういう絵もあるんだな、というなんとなく納得した記憶がある。ちょっとはぐれベーダー的な事を書くと、絵にはどういう受け入れがあっても構わないと思うが、認められずにいた雄一にベーダー一族がつけこんだのには、今になると非常に腹が立つというか、ホントに悪なのね、という非情さを思い知らされる。やっと自分の絵のスタイルの変換期に殺された雄一はホントに不遇だが、たった1枚でも彼の変換を見せれる絵が残ったのが不幸中の幸いなのか?結構考えさせられるデンワラーのお話でした。おお!TV特撮と美術と昨日の電話工事が融合したぞ!素晴らしい!大団円?という上手いまとまり方で今回はしめたいと思います。では、これにて。
◎ビーダマラーのイラスト◎
「はぐれベーダーシリーズ創設!」
◎サッカラーのイラスト◎
「病院へ行ってきましたPart9・サッカーは大波乱、Gの家も小波乱?」