すがすがしい!人体から風景まで!「冨樫憲太郎」展(はぐれベーダー28)
この2作品をご覧になって、「あー、あったなーこんな感じの絵」と思い出された方もいらっしゃるでしょう?この作品がGも今まで観てきた冨樫さんの絵の基本スタイル。人体を様々な角度から見ていって、スケルトンのように削りだす、という感じを思わせる、人体基本の絵画、というのが、Gの今までの感想でした。でも、今回はこんな感じの作品も展示されてました。
そうなんです、風景画なんです。Gも長年、冨樫さんの絵を観てきましたが、恐らく風景画は初めて観たと思います。両方ともかなり大きな作品なのですが、一見平面的でも何故か奥行きを感じさせてくれて、また冨樫さんが人体画の時に用いている淡いパステル風の油絵の色調が風景にも十二分に生かされてて、静かな落ち着きを観る者に与えてくれる。なんとすがすがしいんだろう・・・。ガラス張りのギャラリーのかすかな日の光が展示されている作品を優しく照らしています。といっても、今は梅雨なのですが・・・。このすがすがしさを感じたい方はまだ間に合います!7月9日(土)まで明治大学の裏手にあるギャラリーf分の1まで。みずほ銀の角を曲がって、さらに医師会館が右手に見えたら左へ曲がれば地下へ下りる階段が左にあります。ひっそりとギャラリーはあります。展示は11:00~18:30、最終日は17:00までです。お時間のある方、是非行って見てください!ちょっと腰に不安があるので、今回はこれにて。
「5人展「Exhibition Five Pillars」(はぐれベーダー09)」