ウルトラQお蔵入りのオイル怪獣・クラプトン!
こんにちは、Gです。昨日のピニヤ星人は反響がすごく、あれは絵が描けないために出した事もあったのですが、117人の方が見てくれました。また先週は725人もの閲覧者が!ありがたいかぎりです。今日は本当のGW最終日。色々と考えたのですが、ストックからイラストを引っ張ってきてもいいのですが、いつかは無くなってしまうもの。だったら、二番煎じでも、Gが知っているもう1体のお蔵入りウルトラ怪獣を出そう!という事で、今回はウルトラQに登場予定だったオイル怪獣・クラプトンを取り上げます。ケムール人の記事以来のウルトラQものです。クラプトンと言ってもギター弾きではありません(そりゃそうだ)。このクラプトンもまた脚本・造形の用意が済んで何故かお流れになってしまった、幻の怪獣です。クラプトンなんか知らないよ!なんて方も多い事でしょう。上原正三氏が脚本担当の「オイルS・O・S」に登場予定でしたが、ウルトラマンでも金城哲也氏が脚本担当した「オイルSOS」があります。油獣・ぺスターが出てくるお話ですが、それは4コママンガの「ひいろお第11話・消火活動」を見ていただきたい。さて、クラプトンのお話とは、どんなのだったのか?簡単に書きます。製油所を取材した江戸川由利子はその写真の中に変な物体を発見する。しかも取材の際に案内役だった中井所員はその日から行方不明になっていた。それはオイルを吸収して巨大化する怪獣・クラプトンの仕業だった。街に進出したクラプトンは姿を見せぬままにタンクローリーやオイルタンクを次々と襲撃、オイルを吹き散らし大火事を起こす。万城目淳はコンビナートから海に流れ込んだ殺菌処理した廃液に耐性を持ったプランクトンが異常生長しているのではないかと推測する。やがて70mを越える大きさになったクラプトンがコンビナートに出現する。万城目たちはタンクローリーでクラプトンをおびき出し、クラプトンもろとも爆破して万事メデタシメデタシ、という内容である。正直な感想としてクラプトンの脅威の表現はいいのだが、ウルトラQとしては平凡なお話のような気がGはする。何故お流れになったかは、残念ながらGにも分かりません。どなたかご存知でしょうか?ところで、ピニヤ星人の時もそうですが、お話は流れて、残ったのは造形されたクラプトンのみ。勿体無いですよね?そこでこのクラプトンも改造されてウルトラQの本放送に登場しますが、ウルトラQをご存知の方は、もうお分かりですよね?モノクロ写真はボケてて分かりづらいのですが、タンクローリーに穴をあける溶解液の出る先端を切ったりして、ウルトラQ第21話「宇宙指令M774」に登場するキール星人が地球に差し向けた宇宙エイ・ボスタングになるのです!ちゃんと有効利用はされているのです!2日にかけてお送りしたお蔵入り怪獣、いかがだったでしょうか?もう流石に手元にはこういうネタは、ほとんど無いに等しいですが、また何かあったら記事にしたいですね。今日も昼まで寝てて、体調イマイチですが、いい記事が書けた気がします。ということで、今回はこれにて。