安藤達己監督とGさん②トリプルファイター!

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こんばんは、3日ぶりのGでございます・・・。

一昨日はブラッダーの記事であったように
自宅の仕事が1日前倒しになり急遽、夕方から作業に入り
昨日は朝からPCトラブルで起動できないという状態に陥り
復旧できないまま日勤へ、帰宅後にPCを復旧させ
6月上旬に消化する予定だった自宅の仕事の電話の連絡待ち、
という慌しい2日間
でした。

なので、今日は夕方まで寝てるくらい風邪と風邪から来る精神面の落ち込み、
昨日は自宅の仕事の電話がなかったため今日も電話を待ち続けてるという
非常に不安定な中での記事アップとなり、
本当は今日の記事を止めようか、と思ったほど
でした。


気持ちが低調なままなのですが先程、ようやく絵を描こうという気持ちになり
今回の記事用のミラージュの鉛筆画を描いて、
かなり遅い時間ですが記事アップ
する事にしました。

ただ、自宅の仕事の電話連絡がまだ無い状態ですので
電話が来ましたら記事を一時中断する事を前もって書いておきます。


さて今日はこうもり男・岩井の記事の続編でブラッダーの記事でも予告した
「安藤達己監督とGさん」の第2弾を書いていきたい
と思います。

こうもり男・岩井のドット絵とガイロスのドット絵を安藤監督にお渡しし
安藤監督からオリジナルCD「Sampaguita」をプレゼントされたGさん。

Gさんは伯父のバンジーライヴの開始前に
怪奇大作戦大全と「こうもり男」が収録された怪奇大作戦VHSをお見せした後、

「安藤監督にお見せしたいものが他にもあって・・・」

と次にお見せした
のがブラッダーの記事でも書いた
「どっかり鯨13号・LET'GO!トリプルファイター
でした。

「へえー、こんな本もあるんだ」

嬉しそうに感心する安藤監督。

「はい、Gが特撮資料で最も大切にしてる本の1冊です。
Gが対応したヤフーオークションで一番の高値だった本です」


ここでは金額はお書きしませんが安藤監督に金額をお伝えしますと

「そんなにすんの!?へえー、こんなファンもいるんだねえ」

「そうですね、トリプルファイターは今でもファンが多い作品ですね。
なんてったって東映が戦隊シリーズの先駆けとなる
秘密戦隊ゴレンジャーの3年前に既に戦隊の基礎を作った円谷作品ですからね」

「うん、そうなんだけどさ、俺さ、この頃はピープロの快傑ライオン丸をやっててさ、
円谷プロからはもう離れてた時期だったんだよね」

「そういえば昭和47年は時期的にライオン丸の頃になりますよね」

ウルトラセブン、怪奇大作戦、チビラくん、レッドマンの頃までは
(実際には昭和45年頃までで昭和46年には宣弘社のガッツジュンを監督)
円谷プロの監督業にいた安藤監督もピープロからお誘いがあり
快傑ライオン丸の撮影に取り組んでた頃には
円谷プロからは一時期、離れた時期
でありました。

なので昭和46年の帰ってきたウルトラマンの頃の円谷プロは
安藤監督は実際にいなかったわけですから、
よく存じ上げない事も多々ある
わけです。
(まあ、現場にいないんだから当然ですよね)
ファイヤーマンは昭和48年ですからね。

昭和47年には辛うじてレッドマンに関わってますが
ピープロからの依頼で快傑ライオン丸の製作に安藤監督は入っています。
その辺の詳細は安藤監督のブログ「安藤達己ブログエッセイ」
監督自らが書かれてますのそちらをご覧下さい。


「そこへさ、ウルトラセブンでは俺の下で助監督やってて
チビラくんの時にプロデューサーになった円谷粲が俺の所にやってきてさ、
『安ちゃん、頼むよ』と言われて企画を見せたのがトリプルファイターだったわけ」


こうして安藤監督は円谷粲氏の頼みで円谷プロに戻っていったのです。

この円谷粲氏の頼みが無ければ
トリプルファイターの安藤路線も存在しなかった
のであります。

「ブルマァクの意向も強くてねえ・・・」

「当初は3人のみだったのをブルマァクの意向でブルコンを作ってますからね」

「あのコンピューターね、ブルコンなんかもスターウォーズよりも前に作ってるから」

「あの頃の特撮のネタのほとんどは洋画の特撮に使われちゃってますしね」

「そう、だからいかに俺らは早くからこういった事をやってたかという事なんだよな」

「最初は
(ウルトラファイトやレッドマンのように)
戦いメインという感じが多いですが・・・」

「そりゃねえ、
(別にその路線を継承しようとしたわけでなく)
帯番組で正味10分弱でしょう?
だから、どうしても戦いをメインにせざるを得なかった」


Gもよくこの「ひいろお倶楽部@」は
当初は4コママンガの実験ブログとしてスタートした

と書いてますが、4コママンガを描いてた理由も漫画研究部でイラストではなく
初めてマンガとして割り当てられたページが2ページしかなかった
のです。
2ページでストーリーを作れる訳が無いので4コママンガという手段を取り入れて、
そこに特撮のネタを組み入れたのが当初の「ひいろお倶楽部」だった
ので
安藤監督の「正味10分弱」という悩みというのが痛いほどよくわかるのです。
(この事はもちろん安藤監督にお話しました)

「そこでドラマを組み入れようという試みを始めてね。
円谷プロで付き合いの長い若槻文三と取り組み始めてね、
・・・最近、若槻文三と会ってないんだけど、どうしてるかなあ・・・
それが第8話だったかな?になるんだけどね」
(この時に大塚莞爾監督もよくくっ付いてたね、と話をされてました)

「以前記事に書かせて頂いたテロルの話ですね」

「そうそうそう、ユリと間違えられるマヤっていう女の子が出てくる話」

「確かユリと間違われても、それでも友達になりたいという子でしたよね。
それとテロルは心臓を2つ持ってました」

「そうそうそう」

安藤監督とGとで「どっかり鯨13号・LET'GO!トリプルファイター」から
第8話「たたかえ!オレンジファイター」を確認
しました。

「このマヤって女の子を演じてた子(宮原貴子氏)はね、
映像以上にビジュアル的に映える子でね、
確か早瀬ユリ(笛真弓氏)は違うキャスティング選考だったと思うけど
マヤ役の子はユリが連れてきた子だったと思ったなあ。
撮ってても非常に絵になる子だったよ」

第8話はマヤがオレンジファイターと間違われてテロルに襲われて
本当のオレンジファイターの早瀬ユリに助けられ
マヤは幾度と無くテロルに襲われて
怪我までしてもユリと友達になりたいと思うものの
ユリはマヤと友人になればテロルを倒したとしてもデーモンに狙われる事から
友人になりたいのにテロルを倒した後にマヤの前から去って行ってしまう、
というユリの最初の試練となった話
でもある。

(長文になるので電話待ちの件もあり一度ここで休憩します・・・)

(6月22日PM23:57)

「あとは精薄児というテーマを採り上げた第20話とかね」

「確か森夫という精神薄弱児施設へ玩具を運ぶトラック運転手の話ですね。
確かミラージュという分身を使うデーモンが出てきて」

「そう、鏡を使う奴ね」

「ユリが心の目で見えなかったのは(ミラージュの)分身攻撃ではなく
森夫の精薄児に対しての純粋な気持ちだった、という話でしたね」

「まあ、そうなんだけどね、この森夫という役をやった松本敏男は
俺が銀座プロの頃に一緒に仕事をして同士でもあった俳優さんでね、
それで森夫役にと銀座プロから呼んだんですよ。
フック星人の時の警官やライオン丸の漁師とかでも呼んでるよ」

「どっかり鯨13号・LET'GO!トリプルファイター」で確認しながら
安藤監督は山村聡さんの銀座プロの話を始めて下さいました。

「そういえば松本さんのフック星人の時の警官、覚えてます!」


とGが驚くと

「山村聡さんの銀座プロ、松竹の時よりCAGはもっと後だったかな?」

「松竹の時の安藤組の映画をGも仕事で観ましたけど凄かったですね」

「うん、銀座プロはその前でね、あの頃はこの役はと思う役柄は
銀座プロから色々と一緒に仕事してた事のある俳優を呼んで撮っていたんですよ」


ちなみに第20話「行け!オレンジファイター心の眼を開いて」は
鏡を応用したミラーレンズや分身術を使ったミラージュが交通事故を多発させ
SATバギーでパトロールしてたユリも森夫の軽トラックと衝突しかける。
エンストした軽トラックをSATバギーで牽引してもらおう等
あつかましい性格の森夫をミラージュの変身では?疑ってしまうユリだったが
森夫は精神薄弱児施設の創立記念日のための玩具を届ける最中で
森夫の性格も実は子供のように純朴で
「精薄児といって馬鹿にするかもしれないけど、そうじゃないんだよなあ」
と心の眼で見える盲目の少女の話などを心の眼で見たかのように感心して話し
更にはユリを庇って森夫は負傷し洞窟に閉じ込められた時、
ユリは心の眼を開いたという、結構シビアなお話
である。

今回の鉛筆画で起用したのも、この話が印象的でミラージュを起用しました。

(ここで二度目の休憩に入ります・・・)

(6月23日AM1:09)

ミラージュの説明は記事最後に書かせて頂くとして。

話を安藤監督のトリプルファイターの話に戻す


「それで(話は前後するけど)ケリー岩崎が出てくる事になるんだよな」

「ケリー岩崎は第13話の他に最終話にも登場する重要なキャラですよね」

「最終話だったか、その前だったか・・・とにかく最後にも登場するな。
あのケリー岩崎を演じた俳優も良かったよねえ」

「加藤寿さんですね」

(Gもこの時は酒が入ってたので寿の名前に自信が無かった)

「俺も名前は覚えてないんだけど加藤っていう名字だったな。
彼の話も撮った絵も非常に良かったよね」

とお互いで話した後に「どっかり鯨13号・LET'GO!トリプルファイター」を見て
加藤寿氏の名前を確認してたりしている(笑)


ただ、トリプルファイターにおいてゲストでキーパーソンとして登場し
第13話「孤独のケリー」をトリプルファイターの話の最高傑作まで持っていった
のが
ケリー岩崎なのは間違いないのであります。

ケリー岩崎はデビル星に滅ぼされた生き残りで元SAT科学隊員であったが
妹のユキをデーモン軍団に殺されてから単独で復讐をするようになり
SATからはチームワークを乱すという理由から免職。

それでも持ち前の科学力と格闘技で
早瀬3兄弟とも同等の戦闘能力を持つ男
である。
第13話で初登場するが相互協力には応じない体制は崩さない。
ユリはケリーに助けられた事から淡い恋心を持つようになるが
単独での復讐を目標とする彼は
ユリと平和になったら再会する約束の手紙を残す。
最終回である第26話でデーモン軍団への単独調査から
デビル星の地球総攻撃船団の情報を得てユリに伝えるも
やはり相互協力を拒み最期は最強怪人ブラッドパワーの前に敗れ去る。

「こうやってね、低予算だったけど
何とかドラマを帯番組の正味10分でやってたわけよ」

これは苦しい戦いであったろうと思います。
2ページしかない4コママンガにドラマを作るなんて、なかなかできっこないし
そういった正味10分の間にドラマを持たせるという試みは

(月曜から金曜まであわせれば1つの話にはなるものの)
スタッフのアイデアを総決算しないとなかなか生み出せないものであります。

ただ、こういったユリの試練という道筋を作ったのは
安藤監督がトリプルファイターに残した功績だったようにGは思います。


そして、安藤監督は言いました。

「映像は飯島敏宏、実相寺昭雄、円谷一。
俺はたまたま円谷に入ってきて助監督をやってたわけなんだけど、
この3人の下で教わった面は大きいですよ。
けどね、円谷プロでドラマ撮れる人間って俺しかいないから」


何しろフック星人をはじめドラマ志向の作品を撮らせたら上手い安藤監督
です。
だから、トリプルファイターという帯番組の正味10分番組でも
ドラマ志向という戦法を取ってこれたというのは
安藤監督の手腕のなせる業だった
ようにも思います。

ここでブルーグラスライヴがスタート!

伯父のバンドの番になって曲を聴いてた時に急に安藤監督が

「ちょっと寄っていきたい店があるんだけど一緒に来ないかい?」

と誘われて途中、中座して安藤監督の案内であるお店へと向かいました。


そのお店とは?
そこで話された話の展開とは?


第2弾である今日のお話はここまでにしたいと思います。

ただ、バンジョーライヴが始まるまでの少ない時間でしたので、
あまり突っ込んだ話になってないかもしれないかもしれませんが御容赦を。


(ここで三度目の休憩に入ります・・・)

(6月23日AM1:22)

勤務先の閉店時間が過ぎましたので電話はもう恐らく来ないでしょう・・・。

最後にミラージュの説明を文中にもありましたが簡単に。

ミラージュは太陽光を頭部のミラーレンズに凝集させ
エネルギー光線を発射する能力や鏡を応用した分身術を行う能力を使って
交通事故を多発させて大混乱を起こさせる。

しかし、真の目的はトリプルファイター打倒であり
オレンジファイター
こと早瀬ユリを洞窟に閉じ込める罠に陥れるが
最期は心の眼を持ったユリにより分身術のからくりがばれてしまい
トリプルファイター必殺のトリプルキックの前に敗北
する。

次回の「安藤達己監督とGさん」第3弾もお楽しみに。
今回は此れにて。

◎追記◎(6月23日AM9:01)

年数の計算が合わないところや円谷粲氏、銀座プロ、松本敏男氏の表現に
Gの記憶違いから誤りがあったため訂正致しました。
皆様には深くお詫び申し上げます。


◎追記その2◎(6月23日PM21:26)

更に銀座プロに安藤監督が在籍されてた時期などを修正しました。
記事修正が多く大変失礼しました。








「安藤達己ブログエッセイ」


◎「安藤達己監督とGさん」の流れ◎
「伯父のバンジョーライヴは大盛況!(はぐれベーダー87)」
「安藤達己監督とGさん①こうもり男・岩井のドット絵と安藤監督のCD」



「ここで久々の父の日企画、で、何故、ブラッダー?」
「お待たせしました!沖縄展示用ドット絵を公開します!(はぐれベーダー70)」(ガイロス)
「あの安藤達己監督ご来店記念!遂にトリプルファイターの登場です!」
(トリプルファイターとテロル)
「ひいろお第29話:5人の理由」(ゴレンジャー)
「ひいろお第18話:ウルトラアイ」(ウルトラセブン)
「文化の日という事で2枚の鉛筆画の特撮イラストに関する話」
(猫の手さんの新マン、セブン、ベムスター、Gのプルーマ)
「やっと今の団地の呪縛から解ける!団地といえばフック星人!」


「ブルーグラス」
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by gun_gun_G | 2009-06-22 23:22 | 特撮系
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